自宅がニット工場になる!デジタル自動編み機「Kniterate」
デジタルファブリケーションの中で、布を対象にしたモノも登場してきました。
キックスタータープロジェクトの「Kniterate」は、ニットを編むためのデジタル自動編み機です。
「Kniterate」を使えば、クリエイターが作ったデータがそのままニット製品として生成されます。
似たような機能を持つモノとしては、工業用の編み機がありますが、
業務用の機材なので500万円以上はしてしまいます。
「Kniterate」は50万円ぐらいなので、個人でも買えるレベルです。
さらに、機械を売るだけでなくクリエイターのコミュニティ作りも目指しています。
「Kniterate」では、クラウドベースのデザインソフトを開発中。
デザイナーやアーティスト、イラストレーターが自分たちのデザインを
コミュニティにアップして
一般のユーザーがデザインを購入するような方向性を目指しているそうです。
<コミュニティからニットを注文する様子>
ちなみに、「Kniterate」のプロジェクトは資金調達に成功し
15万ドル以上の資金が集まっています。
デジタルファブリケーションだと、3Dプリンターなどの工作機械が目立ちますが
こういう縫製系も面白ですね。