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陶器を作れる!粘土3Dプリンター「ClayXYZ」

佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

粘土の3Dプリンター

積層タイプの3Dプリンターは、ABSなどのプラスチックを積層します。
プラスチックは再生もできないので、作り損なうとそのままゴミになってしまいます。

キックスタータープロジェクトの「ClayXYZ」は、粘土を素材として使う3Dプリンターです。
原料が粘土なので、溶かせば何度も使うことができます。

さらに、粘土で積層したものを炉で焼くと、陶器として使うことが可能です。

「ClayXYZ」はキックスターターでも人気になっており、目標の8倍となる約8万ドルが集まっています。

粘土素材を積層すると、このような質感となります。

釉を塗ると、積層があまり目立たなくなるようです。

陶器の3Dプリンターの作品 陶器の3Dプリンターの作品

 

粘土で積層したものが半渇きの状態で
薬を塗って炉で焼くと、陶器として使えるものが出来上がります。

半乾きの状態で釉を塗る

半乾きの状態で釉を塗る

炉で焼くと陶器として使える

炉で焼くと陶器として使える

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「ClayXYZ」では、プラットフォームに粘土を充填することで
どんな粘土でも使うことが可能だそうです。

粘土が原料となるので、普通の3Dプリンターよりもだいぶ太いノズルになっていますね。

積層に失敗しても、粘土を溶かしてプラットフォームに充填すれば

何度でも再利用可能とのこと。

ABSなどの樹脂系とも違い、最終的な素材にかなり近いので
ありなアプローチだと思います。

キックスターターでの支援価格は699ドル(約8万円) です。

 

普通の3Dプリンターよりも太いノズル

普通の3Dプリンターよりも太いノズル

粘土を充填するプラットフォーム

粘土を充填するプラットフォーム

Cray xyz

 

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執筆者のご紹介
佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。