Fusion360でジュエリー！サーフェイスですごーい指輪を作る方法
Fusion360でも、ちょっとだけ取っつきづらいのがサーフェイスモードです。
しかし、この「サーフェイス」を使いこなすと、実は色々な形が作れるようになります。
密かに続けていた、Fusion360でジュエリーを作るシリーズ。
今回は、こんな感じのメッシュデザインの指輪をサーフェイスモードで作る方法をご紹介します。
Fusion360のサーフェイスで作った指輪
まずは、指輪のベースになるスケッチを描きます。
円を３つ描いて、それを上下左右のレールでつなぎサーフェイスのロフトでベースの形を作ります。
さらに、ベースと楕円をボディの分割で切り取って行きます。
三重の円とレールを描く
サーフェイスのロフトで面を作る
ボディの分割で面を切り取る
ベースの面ができる
続けて、メッシュの元になるスケッチを描いて
これをベースの楕円に、プロジェクト＞サーフェイスに投影を適用します。
このサーフェイスに投影って、あまり使っている人を見ないのですが
曲面モデリングに、絶大な力を発揮します！
これで、三次元的なメッシュスケッチが生成されました。
メッシュの元になるスケッチを描く
ベースの形状にメッシュを投影する
サーフェイスに投影する
ベースの面にスケッチが投影される
あとは、このスケッチにパイプコマンドを適用して
指輪のモデルと合体していくと
メッシュデザインの指輪が完成です。
メッシュにパイプを適用する
メッシュにパイプを適用する
メッシュにパイプを適用する
指輪のメッシュ面ができる
レンダリングしてみると、かなり良い感じですね。
Fusion360のサーフェイスモードを使うと、
従来はサーフェイスCADじゃないと出来ないと思われていた形状が、結構簡単に出来ます。
ジュエリーでも色々事例があるので、また紹介したいと思います。
Fusion360のサーフェイスで作った指輪
指輪をレンダリングしてみる
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佐々木 康友メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト＆グラフィックデザイナー ／WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。