世界初!レース用での3Dプリントボート「Ocore」
3Dベンチャー企業の「Ocore」は、Minitransat 2019のレース用に設計された、長さ6.5メートルの3Dプリントのボートの製造に成功しました。
Ocoreは最新のポリマー複合材料を使用して、積層造形技術とロボット技術を組み合わせています。
Ocoreは独自のアルゴリズムで、造形物に軽量さと複雑さを与える、ロボット材料堆積システム(炭素充填熱可塑性材料)の開発に成功しボートへ使用しています。
Ocoreは、ジェネレイティブ設計ソフトウェアを使用して設計された、高性能の構造を可能にすることを目的としています。
ロボットシステムの使用は、堆積運動におけるより大きな自由度を得ること、それらの間に非平行な層を生成すること、および材料の流れを最適化することを可能にしています。
このイノベーションは、高性能カーボンファイバー(CRP)およびガラス(GRP)プラスチックの市場に大きな影響を与えそうです。
特に大規模部品を製造するための製造プロセスの簡素化、製造コストの削減を実現することで
製品の市場投入までの時間を短縮する可能性がありますね。
Ocore – The 1st High Performance 3D Printing Robot from Qmedia on Vimeo.