イスラエルのIKEAで、3Dプリント可能な無料の補助器具「ThisAbles」発表
イスラエルのIKEAが始めた「ThisAbles」は、障害を持つ人々のための無料でダウンロードできる3Dプリント用の家具の補助部品です。
シンプルな補助器具をIKEAの家具に取り付けることで、製品のアクセシビリティを向上させます。
このプロジェクトは、障害を持つ人々に技術提供する非営利団体Milbatと、Access Israelの協力を得て、IKEA イスラエルが主導しています。
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ThisAblesは居間、寝室、浴室のための13の異なった家具をカバーしています。
すべての製品はPLAで3Dプリントされるように設計されており、シンプルな構造で1つか2つの部品でできています。
例えば、「EASY HANDLE」を使えば、手先でひらけない扉を腕の力で開くことができます。
「ThisAbles」は、ローカルなプロジェクトですが、モデル自体はどこからでもダウンロード可能です。
取り付け方法は、Youtubeにアップされているので、どこの地域でも利用可能になっています。
こういうシンプルな部品であれば、安価な3Dプリンターでも十分作成することができますね。
イケアイスラエルでは、これを国際的な取り組みに発展させて
オンディマンドでの3Dプリントなども検討しているそうです。
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