プロが作った国産3Dプリンターがデュアルに対応
昨年国産3Dプリンター「Value3D MagiX」を発売したムトーエンジニアリングさんから、改良型の「MF-2000」が発表されました。
「Value3D MagiX」は、 2Dの大型プリンターで実績をもつ国内企業が作り、低価格の国産3Dプリンターとしては際立った剛性を持っているという特徴がありました。
その改良型となる「MF-2000」は造形サイズが300×300×300mmと、同価格帯のプリンターではかなりの大きさ。さらに、デュアルヘッドに対応していることに期待がもてます。
今までもデュアル対応のプリンターはありましたが、「MF-2000」はサポート材専用のフィラメントPVAを使えることが良さそうです。
なんせ、3Dプリンターでプリントをすると悩まされるのがサポート材です。
サポート材は、造形中の液だれを防ぐための仕組みですが、外すのがとにかく大変です。。。
しかし、水溶性樹脂のPVAを使えば、サポート材を溶かし造形物のクオリティを高めることができると思います。
ただ、PVAは成形精度がかなり悪く、PLAやABSの造形に悪影響があるとも聞きます。
このへんは実際に確かめてみたいところですね〜
発売は5月の予定、価格は45万円だそうです。