世界初のスマートクッションで、正しい姿勢を手に入れる!?
キックスターターでは主流になってきているIOT系(モノのインターネット)で、またユニークな製品が資金調達に成功しました。
Darmaは、 世界で最初のスマートクッションです。オフィスチェアのシート部分に設置することで、様々な行動データを取ることが可能になります。
すでに人気のプロジェクトになっており、目標額の5倍となる20万ドル(2160万円)を調達しています。
しかし、クッションがスマートになると何が起こるのでしょう?
病気や寿命も、座る習慣が改善する?!
現代のワークスタイルは、座りっぱなしになることが多いですよね。
これは、肥満の確率を高め糖尿病や心筋梗塞などの病気の原因となります。
これらの病気の原因として運動不足は、アメリカでは2番目、世界でも4分の1を占めるそうです。
スマートクッショのDarmaは、このような座り過ぎによる健康問題の解決がコンセプト。
椅子に置くことで、座っている時間や姿勢、心電図や呼吸波形などバイタルサインも記録できます。取得したデータから、首や背中の状態を把握することが可能です。そこから、パーソナルガイダンスを作成したり、ストレッチの方法をレクチャーしてくれます。
座る姿勢の矯正だけでなく、健康やストレス状況を改善できるのがポイントです。
様々な記録は、スマートフォンやPCから閲覧することができます。
IOT(モノのインターネット)が生活と企業のあり方を変える!
冒頭でも書きましたがキックスターターではIOT関係が盛り上がっています。
先進国ではだれもが持つようになったスマートフォンで、データを取ったり遠隔操作をするアプローチのモノが多いですね。
例えば、先日発表されあっという間に資金調達に成功したスマートスーツケース。
これは、旅行かばんをとスマートフォンがBluetoothで連携し、ケースを開けることができます。さらに、持ち主から一定の距離離れると自動で施錠するそうです。
これだけ便利だと、IOT5年後には当たり前になり自分たちの生活は変わりそうです。
しかし、日本のメーカーからはこういう製品はなかなか出てきません。
このへんは、メーカーのIT部門にいた人間からすると、無理もないなと思えます。
国内のメーカーでは、ソフトウエアはおまけだった時代が長すぎたのかもしれません。
海外勢と競争するためには、ソフトやハードやマーケの垣根を超えた開発体制が必要ですね。
メイカーズ・ラブでは、国内でもこいういう仕組みづくりをやりたいと思っています!