ガラスを積層!?ガラス3Dプリンターの開発が進行中!
積層型の3Dプリンターでは、ゴム系や金属などいろいろな素材が登場しています。
基本はPLAとの混合素材が多いですよね。
そんな中、イスラエルの企業「Micron3DP」が、3Dプリンターでガラスを積層することに成功したそうです。
素材を溶解させて積層する3Dプリンターと、熱で溶けるガラスは相性は良さそうな感じがしますよね。
しかし、一般的な3Dプリンターのノズル温度は、300度程度までしか上がりません。
対して、ガラスの融点は1400度以上と遥かに高いのです。
「Micron3DP」のガラス3Dプリンターは、現在研究開発の段階で1640度の高温を達成。
ガラスを溶解して、容器を積層することに成功しています。
ただ、発表されている写真を見ると、ガラス素材をバーナーで溶かしながら積層するタイプのようです。このタイプの積層方法で、どのくらい精度が出せるかも気になるところですね。
3Dプリンターでガラスが加工できるようになると、生活雑貨から宇宙産業まで、いろいろな事に使えるようになりますよね〜
イスラエルの「Micron3DP」の取り組みは、産業の仕組み自体を変えるインパクトを感じる技術です。
今後も注目していきたいと思います!