古い車が3Dで蘇る!?フォルクスワーゲンが交換部品の3Dプリントを発表!?
フォルクスワーゲンは、先日3Dプリンターを使ってスペアパーツを製造する
パイロットプロジェクトを発表しました。
古い車の多くは、部品の老朽化により走行不能になる危険があります。
古すぎるとメーカーにも交換部品がないことが多くなります。
フォルクスワーゲンでは、これまでプロトタイプで3Dプリンターを使用してきましたが
今後はこれまでのノウハウをスペアパーツ製造に適用していくそうです。
フォルクスワーゲンでは、パーツ作成のテストを重ねているそうです。
製造テストの最初の部品は、レギュレーターとハンドルの間に置かれた革張り張りのフォルクスワーゲン・コラードのアダプターでした。
アダプターは、小さな部品ですがハンドルがドアの内装の裏地を損傷するのを防ぎます。
このアダプターは、内外に細かい溝があるために、ギアの精度を再現するのがなかなか困難だったそうです。大きさも1セント硬化と同じぐらいです。
フォルクスワーゲンでは、これらのスペアパーツを、図面を使ってデータを作ったり、3Dスキャンのデータを処理したりと様々な方法を模索しているそうです。
自動車のスペアパーツのように、個別の生産には3Dプリントが向いていますが
正確なデータをどう作るかが問題です。
さらに、金属プリンターは湾曲しやすいという問題点もあります。
これが乗り越えられると、画期的なことだと思います!