Fusion360 CAM・CNC入門講座
CNC初心者でも大丈夫なポイント
CNCとCAMを基礎から学べる。
CNCは、木材や金属などさまざまな素材を加工ができる加工機です。3Dプリンターなどに比べて、実際の素材をそのまま加工できるのも魅力です。しかし、機械やソフトが高額すぎて、一般には使い方が知られていませんでした。そこで、CNCの加工データを作る3DCAMと、CNC自体の操作を基礎の基礎から学ぶカリキュラムを作りました。
CNCをマスターすれば、実際の素材で製品を削り出すことが可能になります。
普通は数百万の3DCAMが、無料から使える!
3DCADと並んで重要なのに、意外に知られていないのが3DCAMです。CNCを動かすには3DCAMが必須ですが、3DCAD以上に高額なソフトなのが難点でした。簡易的なCAMが付属している機械もありますが、使う機械ごとで覚えなければならず、細かい設定ができないなど、作りたいものを作るには機能が足りていませんでした。
Fusion360についている3DCAMは、業務用レベルのCAMなので、CNCで思いのままの加工が可能です。
→CAMとは何か?
低価格機をベースに学び、すぐにCNCが始められる。
従来CNC加工機は、ほぼ業務用の高額な機材しかありませんでした。そこで本カリキュラムは、「AvalonTech」の低価格CNCをベースにしています。「AvalonTech」のCNCは10万円前後と購入しやすい価格帯で、木材からアルミなどの軽金属を加工することが可能です。
受講者の方にはさらなる割引もご用意しており、受講後にすぐにCNC加工が始められるようになっています。
→AVALON TECHのCNCについて
CNC講座は、Fusion360が初めての方でも参加可能です。
ただし、Fusion360初級講座で、3Dモデリングも合わせて学ぶことをお勧めしています。
■場所:日程により異なります。
■受付開始:開始の15分前から
■使用ソフトFusion360【ソフトについて】 ※インストール必須
■持ち物:パソコン(Windows or Mac) ※当日はパソコンを使用しますので、持参可能な方はfusion360をインストールのうえご持参ください。パソコンをお持ちになれない場合は、フォームよりレンタルをお申込みください。(レンタルはMacのみ)
■支払い方法:クレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込の3種類。(申込から7日間後に入金が確認出来ないとキャンセルとなります)
■最低開催人数:2名
■主催:メイカーズ・ラブ サポート:AvalonTech
■お問い合わせ【こちらへ】
CNCの基礎を学ぶ!
Fusion360の3DCAMモードとCNCの基本操作を学んで
個人でも買える!低価格CNCでの加工を始めよう。
※CNC講座は、3DCADやFusion360が初めての方でも参加可能です。
Fusion360 CNC入門講座6.5時間
低価格機をベースにCNCとCAMを両方学ぶCNC加工を始められる実践講座
■ 3DCAD未経験でも参加可能
■ CNCを始めたい方
CNCと3DCAMを基礎から学べる
3DCADで作ったデータを具現化する方法として、3Dプリンターとともに注目されているCNC(Computer Numerical Control)。ただ、基本的に産業用の機械で、必須となるソフトウェアのCAMは価格が数百万からと非常に敷居が高い分野でした。
しかし、無料のCADソフトFusion360にはCAMモードが存在するのです。CAMモードの操作をマスターすることで、CNC用のNCデータを作成することが可能です。
さらに、実際にCNCの操作を行うことで、ドリルなどの工具の扱い方や素材の扱い方などを学ぶことができます。
カリキュラムの内容と作成する課題(1日間 10:00〜17:30)
01.講義内容やCNCの基礎知識(材料、工具、切削条件、加工方法)
講義内容の全体像を説明します。さらに、工業分野の経験が無い方でも、CNCでの加工法が理解できるよう、工業材料や工具、切削条件、加工方法などの基礎知識をレクチャーします。02.CAMのセットアップについて
Fusion360のCAMモードのセットアップ方法を解説します。加工軸や材料設定など最初に設定すべきことを学びます。03.Fusion 360 CAMの基本操作(ツールパス作成、シミュレーション、NC変換)と例題
主な2Dと3Dのコマンドを習得します。最初に2Dのコマンドを学ぶことで、3Dの加工法がより理解しやすくなります。CAMの操作は、工具をどのように動かすかという軌跡(ツールパスと呼びます)を設定する操作がメインになります。CAMで作成したツールパスを機械を動かすためのNCデータに変換するまでの流れを学びます。
04.練習課題・質疑応答
例題の3Dモデルを使って、自由にツールパスを作成します。実際にツールパスを作成することで、知識の定着を図ります。 さらに、講義中に分らなかった部分の質疑応答も行います。05.CNCの操作方法(工具の取り付け、原点設定、材料の取り付け)
個人向けCNCの「C-Beam Machine」を使ってCNCの操作方法を学びます。工具の取り付け方や原点設置方法、材料の取り付け方など、一般的なCNCでも共通する操作方法を解説します。 ※カリキュラムの内容は、予告なく変更される場合があります。CNCを使うには、何が必要なのか?
3Dプリンターが積層していく作り方に対して、CNCは素材を削っていく加工方法です。3Dプリンターと違い、木材から金属まで様々な素材を削ることができます。 古くから産業用途で使われていますが、機械そのものと加工用のデータを作るソフトウェア3DCAMが非常に高額で、なかなか一般に普及しませんでした。そのため、CNCを使うには、そもそも何が必要なのかから、あまり知られていません。CNCをで切削を開始するには、大きく分けて以下の4つのプロセスがあります。- CADでモデルを作る
- CAMで切削用のツールパスを作る。
- CNC用のNCコードデータを生成する
- CNCに材料やドリルを設置して切削を開始する
CAMって何のためのソフトなのか?
「3DCAD」はある程度浸透してきましたが、「3DCAM」はあまり知られていません。CADは設計のためのソフト、CAMは製造のためのソフトと言われています。CNC工作機械をどのように動かすかを指示するためのソフトとして利用されているので、ごく一部での利用しかされていなかったことと、ソフトウェアが高額だったことが原因だと思います。 CAMの役割は、CADで作った3Dデータに、CNCでどう削っていくかという工具の動き(ツールパス)を割り当てることがメインです。ツールパスは、何mmずつ削るのか、横に動くのか、斜めに動くのか、どのくらいのスピードで削るのかという設定を作成者が考えながら設定します。
ツールパスのバリエーションが少ないCAMだと、簡単なものを削るのに丸2日かかってしまったり、仕上がり面がガタガタになってしまったりします。
Fusion 360 CAMは、数百万円する業務用と同等のツールパスが用意されている高機能CAMです。さらに、加工の自由度が高い実際に削る前にシミュレーションもできるため初めてでも安心して加工ができます。
どんなCNCでも使えるの?
Fusion 360 CAMで作成したツールパスは、CAMの中の「ポストプロセッサ」という機能を使用して、「NCデータ」というCNCが読み取れるデータ形式に変換することで、どの機械でも使用できます。※NCデータはほとんど共通で使えますが、CNCの種類によってポストプロセッサの設定が必要な場合があります。使用される予定の機械について確認されたい場合は、お問い合わせください。
講師のご紹介
新しいものづくりに挑戦するには、ソフトの操作を覚えるだけでは足りません。
私たちは、自社で加工機の活用なども行っているので、
そこで培ったノウハウをもとに実践的なカリキュラムを作っています。
CNCや様々な機材を使いこなして、スモールメーカーを目指しましょう!