Ultimakerからプロ仕様の新型プリンターが「Ultimaker S5」が登場
高品質で知られる低価格3DプリンターメーカーUltimakerから、プロ向けの新型プリンター「Ultimaker S5」が発売されます。
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「Ultimaker S5」は造形サイズが従来より大きく、330x240x300mmです。
ビルドプレートのわずかな変動をも検知し調整するよう強化されたマルチポイントベッドレべリングにより、造形時に最も重要となる第一層目の印刷安定度が向上。
また、フィラメントフローセンサーにより、印刷中の材料の流れをセンサーが管理しているので、プリントを監視していただく必要はありません。
印刷のプレビューも見られるタッチパネルにより、操作性も向上しました。
また、脱着式のヘッドを採用していることでプリントするものに合わせて、ノズル径を簡単に変えることができます。
「Ultimaker S5」では、プロ向けの機能として、アプリを使ったシームレスな統合環境が用意されています。
同じローカルエリアネットワークに接続されているスマートフォンやタブレットからUltimaker 3Dプリンターを簡単に操作する事ができます。
また、ライブカメラにより、パソコンやUltimaker Appからプリントシーンを閲覧可能です。
Ultimakerは、3Dプリンターメーカーとしては老舗だと思いますが
プロ向けに完成度の高い環境が用意されていますね。
「Ultimaker S5」は、現在予約販売中。出荷は7月中旬だそうです。
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Ultimaker S5のスペック
造形方式: Fused deposition modeling (FDM)
プリントヘッド: 自動ノズルリフティングシステム付きデュアルエクストルーダーと交換可能なプリントコア(ノズル)
造形サイズ: XYZ: 330 x 240 x 300 mm
フィラメント直径: 2.85 mm
積層ピッチ: 0.25 mm ノズル: 150 – 60 micron、0.4 mm ノズル: 200 – 20 micron
0.8 mm ノズル: 600 – 20 micron
ポジショニング制度: 6.9, 6.9, 2.5 micron
造形スピード: <24 mm3/s
ビルドプレート: ヒーテッドグラスプレート、ヒーテッドアルミニウムプレート
ビルドプレート温度: 20 – 140 °C
ビルドプレートレベリング: アクティブレベリング
対応材料: PLA,Tough PLA, Nylon, ABS, CPE, CPE+, PC, TPU 95A, PP, PVA, Breakaway
他社の材料にも対応します。
ノズル径: 0.25 mm, 0.4 mm, 0.8 mm
ノズル温度: 180 – 280 °C
ノズル加熱速度: <2 min
ビルドプレート加熱速度: <4 min (from 20 to 60 °C)
通信: Wi-Fi, LAN, USB port
モニタリング: ライブカメラ(パソコン、Ultimaker Appから閲覧可能)