一瞬で資金調達に成功した3Dプリンターが、プリンターの意味を変える
Kickstarerでは3Dプリンターのプロジェクトが珍しくなくなり、最近はファンディングに失敗する例も出てきています。
しかし、「Micro」はわずか11分と一瞬で目標金額の5万ドルに到達!この記事を書いている時点では97万ドルと約1億円の資金を集めています。
その秘密は早割価格で199ドル(約2万円)という安さですね。
プリンター自体は写真のように非常に小さいながら、プリント面積は116×109×113mmとある程度の大きさのものは作れます。
マテリアルは、ABS、PLA、ナイロンに対応。積層ピッチは最大0.05mmと性能的にも使えそうな感じです。さらにプリンドベッドの自動水平機能も備えています。
通常価格も299ドルと性能を考えても劇的な安さと言えそうです。
他にも、オープンソースの3Dデータを検索して、Micro用にリサイズするアプリケーションがあるなどユニークな試みがなされています。
海外では、すでに膨大な量の3Dデータが公開されています。
例えば、クッキーの型が欲しいと思うと、いろいろなデータが公開されているので
検索して出力することができます。
このぐらいの価格で、役立つものがプリント出来るんだと3Dプリンター自体の意味合いが変わってきそうです。
ボディを見ても量産に適した形のプラスティク筐体で、コストを下げる工夫も感じられますね〜こういう挑戦が3Dプリンターを普及させていくんでしょう!