クロネコが、3Dプリント配送サービスを始める?!
宅急便でおなじみのクロネコヤマトが、2月1日より「3Dプリントサービス」を始めるそうです。
羽田クロスゲートに、最新鋭の3Dプリンターや3Dスキャナを設置した「3Dププリントセンター」を開設。クロネコヤマトの全国配送網を使って、スピード配送されます。
サービスとしては、治療用装具や医学模型など分野で
CAD技術者のいない国内企業を対象にしているようですね。
【サービスの利用方法】
ステップ1:原型の回収
3Dプリンター用のデータを取る「原型」をヤマトグループが回収し、「3Dプリントセンター」届ける。
ステップ2:3Dスキャン
「原型」をハイエンドの3Dスキャナを使い3Dデータ化する。
ステップ3:3Dプリント
最新鋭の3Dプリンターを使って、3Dプリントする。
ステップ4:プリントした物を届ける
出力した造形物を届ける。
【導入イメージ】
■治療用装具(義肢装具)の事例
石膏型を用いた装具製造から、3Dデータを用いる3Dプリントに変更した場合
[1] 製造時間を大幅に短縮(通常1週間程度が3日程度)することにより、患者様のもとへ約半分の期間でお届けすることができます。
[2] 作成した3Dデータをクラウド上で保管することにより、2回目以降の注文にも利用することができ、製造時間の更なる短縮が可能となります。
費用は個別ケースで異なるので、つど見積もりとなるようです。
確かに、医学分野は3Dが有効なものの、3Dの技術者はほとんどいないと思います。
そこに、スキャニング前提のサービスにニーズがあると考えているようですね。
現状の3Dプリントサービスは
3Dデータをネット経由で送るものが多いので
医療や大手企業の研究開発など、センシティブな分野にはマッチするかもしれないですね。
【お問合せ先】
報道機関の方
ヤマトホールディングス株式会社
広報戦略担当:中田・原
電話番号:03-3541-4141
事業者の方
ヤマトシステム開発株式会社
e-オンデマンドソリューションカンパニー
担当:清水・安木
電話番号:03-6333-0300