セキュリティを変える!溝のない金属3Dプリントの鍵が出荷開始
スイスのベンチャー企業「UrbanAlps」は、、金属3Dプリントされたステルスキーの出荷を開始しました。
ステルスキーは、ロック解除用の溝を隠す円筒形のカバーが付いており、噛み合わせの溝は内部に隠されています。
そのため、鍵の噛み込み部分を写真撮影したり、スキャンすることができません。鍵は形が分かれば、簡単に合鍵ができますが、ステルスキーだと複製が不可能です。
ステルスキーと一緒に作れた南京錠はSpaceXロケットエンジンで使用されているのと同じ超合金で作られています。これは、切断したり高温で焼き切ることができない強靭な金属です。
従来の製造法だと、ステルスキーのような構造の鍵を製造することは不可能ですが、3Dプリントであれば可能です。
ステルスキーは、金属3Dプリンターが業界自体を変えていく先例になりそうですね。