IKEAがゲーマー向けの3Dプリント製品ライン「UPPKOPPLA」を発表
IKEA(イケア)はゲーム業界向けに3Dプリント製品を制作するために、サンフランシスコの企業UNYQと提携しました。
2014年に設立されたUNYQは、上肢および下肢の切断者用にパーソナライズされた補綴用カバーの製造を開始しました。さらに最近では、ゲーミング製品の開発を始めています。
ゲーマーは通常、手首を静止した状態で繰り返しの動作を行います。これは、手首や背骨に大きな負担をかけます。そこに、オーダーメイドのフォームフィット製品があれば、怪我をする可能性を少なくし快適さを向上させることができます。
ゲーミングコミュニティ向けに製品を設計するために、両社はストックホルムを拠点とするeスポーツの教育機関であるArea Academyの専門知識と情報を活用しました。
ゲーマー向けの3Dプリントアクセサリ「UPPKOPPLA」を開発することができました。
イケアのクリエイティブリーダーであるマイケル・ニコールは、次のように述べています。
「これはイケアにとってエキサイティングなパートナーシップです。UNYQは、各自のニーズや好みに合ったソリューションを作成する方法を開発し、お客様が自分の手でデザインを取り入れることを可能にしました。
現在両社のコラボレーションはゲーム市場に焦点を当てています。しかし今後は、より幅広い分野をカバーするパートナーシップを拡大する予定です。」
「UPPKOPPLA」は、2020年に世界中のスマートフォンアプリで注文できるようになります。ユーザーはUNYQの写真測量を使用して、カスタマイズされたゲームアクセサリーを作成できます。
注文すると数週間以内に家に直接配送される仕組みだそうです。