製品開発には必須!ものづくりの法規制入門に行ってきました!
メイカーズラブを運営している
メイカーズファクトリーは工業デザインを行なっている会社です。
その関係で、ものづくり関係の法律はそこそこ知ってつもりですが
ちゃんと勉強しようと思い、「製品法規制入門」講座を受講しました。
「製品法規制入門」モノづくりの法律を知りましょう!
の詳細はこちらをご覧ください。
講座のカリキュラムでは、以下の法規制がテーマになりました。
- 製造物責任法(PL法)
- 電気用品安全法(PSE)
- 消費生活用製品安全法(PSC)
- VCCI自主規制(電磁ノイズ規制)
- 電波法(いわゆる技適の領域)
- 各種環境規制(国内法)
- EUの環境規制(Rose指令など)
など
普段、仕事で関係するのは、PSEなどの電気製品関係です。
しかし、各国に同じような制度があるので、海外で売るには別に取得する必要があります。
制度が別なので、国ごとに必要なマークも違います。
この講座を受けると、アダプターに付いているこういうマークの意味もわかってきますよ。
講義を聞いて思ったのは、この分野は正解を教えてくれる機関がないということです。
開発中の製品がPSEだと何に当たるのか?などは、経済産業省の担当窓口に聞けば親切に教えてくれます。
ただし、コンサルではないので、聞いた以上のことや具体的な解決策は教えてもらえません。
つまり、自分たちで勉強をして
知識と経験を積み重ねる必要があるということです。
最近、IT系の企業から製品づくりの依頼が増えていますが
リスクアセスメントを含めて、しっかりと対策を行う必要があります。
そういう意味では、
今回のような入門講座は製品開発者が必須で学ぶべきだと思いました。
講師の宮入さんは、電機メーカーで長年エンジニアを勤めた後に
法律畑に行った方なので、開発の現場と法律問題が聞けて面白かったです。
あまり頻繁に開催されていない講座ですが
少人数で質問もしやすく、入門としてはお勧めできますよ。
※講座ページで開催をリクエストすれば、頻度が増えると思います。
「製品法規制入門」モノづくりの法律を知りましょう!の
詳細はこちらをご覧ください。