人工の肌のような包帯をプリントする?!3Dプリンターを開発
米国テンプル大学のバイオエンジニアリング部のジョナサン・ゲーステンハーバー教授(Jonathan Gerstenhaber)は、エレクトロスパン技術を使って患者の肌に直接包帯を印刷、実際の肌のように完全にフィットさせる3Dプリンタを製作しました。
3Dプリントの包帯は、傷口をカバーするだけでなく、肌の再生を促進させる効果もあるそうです。
肌と似たような性質を持たせるために、大豆のタンパク質を髪の毛よりも細い数百mm単位で造形されています。
3Dプリントの包帯は、非常に滑らかで手の動きに合わせて
本物の皮膚のように動いています。
現在のプリンターはかなり大きなものですが、
ゲーステンハーバー教授とチームは、より小型の手持ち型のプリンターを開発。
将来的には、患部をスキャンしてパーソナライズされた包帯を印刷することを目指しているそうです。
3Dプリンターの医療利用は臓器系はニュースで目立ちますが、
包帯を3Dプリントするのは実用的な感じがしますね。
出展:テンプルニュース