シリコンを自在に印刷できる!水中3Dプリンターが発表
MIT(マサチューセッツ工科大学)とBMWデザイン部の共同研究で、シリコンなどのソフトな素材を印刷する、水中3Dプリンターが発表されました。
現在主流となっているFDM方式の3Dプリンターは、柔らかい素材が苦手で
プリント中にノズルにつまることが多いのです。
しかし、研究発表によると、液体シリコンをジェル内に注入して造形する方式だそうで
サポート材が不要となり、スピードもかなり早いそうです。
プリント中の様子はこちらのサイトで確認することができます。
プリントされているシリコンは、柔軟性に富み
自由に曲げたり、膨らませたりが可能なようです。
膨張率は、現在900%程度とかなり丈夫に印刷ができているそうです。
シリコン系は3Dプリンターには向いてないと思っていましたが
この技術が実用化されると、製造業にかなりのインパクトがありそうですね!
出典:MIT自己組織化ラボ