過去最大の航空部品の3Dプリントに成功!Diehl Aviation
航空宇宙メーカーであるDiehl Aviationは、エアバスのA350ジェット旅客機に搭載する、3Dプリントのカーテンコンフォートヘッダーを納入しました。
カーテンコンフォートヘッダーはFDMで造形され、旅客機のために作り出される最大の3Dプリント部品だそうです。
3Dプリントされたカーテンコンフォートヘッダーは航空機に搭載されたさまざまなクラスを分けるために使用され、最初のコンセプトから納品までにわずか12ヶ月しかかかりませんでした。
3Dプリントされたカーテンコンフォートヘッダーは、カーテンレールに貼り付けるように設計されています。
大きさは1140 x 720 x 240 mmで、12この3D印刷された構成部品を組み立てて作られました。 伝統的な製造工程と比較すると、製造工程を大きく単純することが出来ています。
従来の製品はグラスファイバー層から形成され、組み上げるのに複雑なアルミニウム工具を必要としました。
これらのツールは、3Dプリントでは不要になりました。
さらに、3Dプリントを使用するとモジュールのカスタマイズも容易になります。このような、緊急避難経路の表示などの機能を追加することは、従来の方法では困難なことでした。