経済産業省が、「3Dプリンターものづくり研究会」を開催
経済産業省が15日、3Dプリンターの活用法を議論する有識者会議「第一回新ものづくり研究会」を開いたそうです。
政府の政策に3Dプリンターが言及されているので、その具体策のとりまとめを行うという感じでしょうね。
参加しているのは大学教授や3Dプリンターを使った造形サービスを手がける企業、知的財産分野の弁護士など12人のメンバーです。
- 座長:東京大学大学院経済学研究科教授の新宅純二郎氏
- 東京都立産業技術高等専門学校名誉教授の朝比奈奎一氏
- NCネットワーク(本社東京)代表取締役の内原康雄氏
- nomad(本社東京)代表取締役の小笠原治氏
- 近畿大学工学部教授の京極秀樹氏
- シグマクシス(本社東京)パートナーの柴沼俊一氏
- 慶応義塾大学環境情報学部准教授の田中浩也氏
- 経営共創基盤(本社東京)代表取締役CEOの冨山和彦氏
- 東京大学生産技術研究所教授の新野俊樹氏
- 弁護士(森・濱田松本法律事務所)の野口祐子氏
- 東京大学生産技術研究所教授の山中俊治氏
- JMC(本社横浜市)代表取締役の渡邊大知氏
と技術分野なせいか大学関係が多いですが、ベンチャー支援や町工場ネットワークなど
中小を向いたメンバー構成のようです。
3Dプリンターを産業分野で活かしていく施策の検討を行うようですが、
以下毎日.jpからの引用
3Dプリンターは、3次元のデータを元に複雑な模型などを簡単に作ることができるが、経産省は「欧米に比べて日本は技術開発やビジネスモデル構築が遅れている可能性がある」としている。
このへんはどういう狙いなんでしょうね~
3Dプリンターは、大手企業では90年代半ばから使われているので、中小企業に広めたいということでしょうか?
しかし、3Dプリンターを扱うにはCADデータの作成能力が不可欠です。
かなり育成に時間がかかるので、中小企業では難しいと思いますが、今年度中に出てくるという報告書が少し楽しみですね♪