日本初!バイオベンチャーと佐賀大学、3Dプリンターを使った動脈を開発
3Dプリンターの医療利用も報道でよく見るようになってきましたよね。
今度は、東京のバイオベンチャー企業「サイフェーズ」と佐賀大学が、患者本人皮膚から動脈を作る技術を開発したそうです。
「サイフェーズ」のホームページによると、血管の製造に使われる3Dプリンターは剣山方式という方法で、太さ0.1mm金属針を並べた装置を搭載。
この3Dプリンターを使い10日程度で、直径2〜3ミリの動脈の作成に成功したそうです。
3Dプリンターでの血管を生成の成功は国内初。作成した動脈は、人工透析や心臓冠動脈のパイパス手術などに使用するための佐賀大学での動物実験がスタート。平成30年の実用化を目指しているとのこと。
画像:サイフェーズのHPより
動画:実際の製造の様子