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3Dプリンターで作る、自分の手のように動かせる義手を電通大が開発

筋肉の出す電気信号により、自分の手のように動かせる「筋電義手」を電気通信大学の研究チーム(横井研究室)が開発したそうです。
さらに、3Dプリンターを使い、個人に合ったサイズの義手を作ることができます。

筋電義手とは、指を動かすときに脳から腕に伝わる電気信号をセンサーがキャッチ、モーターを動かすタイプの新しい義手です。従来の義手とは違い、手を開いたり閉じたりなど、使用者の意図に合わせた動作ができるようになります。

 

電通大が、3Dプリンターで作った筋電義手で手を開いた入り閉じたりする

出典:横井研究室が公表している動画より

今回、電通大チームが開発した義手はパーツ作成に3Dプリンターを使用。
24時間で、オーダーメイドの義手を作ることが出来るとのこと。

従来の義手と違い、手首や指を繊細に動かせるため

積み木を積んだり、ドアノブを回したり、ボールを投げたり。
日常的な動作ができるよう、中指と人差し指だけで1キログラムの物を持ち上げられるそうです。

以下出典:横井研究室が公表している動画より

電通大が、3Dプリンターで作った筋電義手でドアを開ける 電通大が、3Dプリンターで作った筋電義手で積み木を積む 電通大が、3Dプリンターで作った筋電義手でペットボトルを掴む 電通大が、3Dプリンターで作った筋電義手でスマホを掴む 電通大が、3Dプリンターで作った子供用の筋電義手

3Dプリンターを使うことで、子供向けの大きさも作りやすく
幼少期から筋電義手の操作になれることも出来ます。

製品化は電通大発のベンチャー企業Meltinが、2015年中を目指して進めているそうです。

3Dプリンターは、オーダーメイドに応えられるので医療利用は向いています。
国内では構想レベルのものが多かったですが、
そろそろ、製品になるものが出てきましたね〜

メーカーのサイト
Meltin

 

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