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【Fusion360】オリジナルのレンダリング素材を作ろう!(基本編)

Fusion360のレンダリングを使い込んでいくと
いろんな色やオリジナル素材を使いたくなってきますよね。

そこで、今回はFusion360でオリジナルのレンダリング素材を作る方法をご紹介。

素材の色や光沢、質感などを自分で作れると色々便利ですよ!

Fusion360でオリジナル素材を適用する

Fusion360でオリジナル素材を適用する

 

Fusion360で、樹脂の光沢やカラーを変えよう

まずは、Fusion60で製品のデザインで一番よく使う、プラスチック系の素材を作ってみます。

外観パネルの「その他>ベース素材」を選んで「このデザイン内」にドラックします。

「その他>ベース素材」を選んで「このデザイン内」にドラックします

「その他>ベース素材」を選んで「このデザイン内」にドラックします

 

それでは、具体的に素材の設定をしていきます。

まず、素材をダブルクリックすると設定パネルが出てきます。

Fusion360に最初から入ってるカラーは原色系なので、パステルカラーを作ってます。色のコントルールは、カラースライダーを調整すれば完了です。

次に樹脂系は、コートとマットの光沢感をコントロールする必要があります。

設定するのは「粗さ」と「反射率」の2つです。

「粗さ」は0〜1までのスライダーで、1に近づくほどマットになります。
「反射率」は、素材の反射力の強さで、0〜0.08で、0に近づくほど反射が弱くなります。

なので、ピカピカにするために「粗さ」を0.2、「反射率」を0.05にしてみました。

カラー、粗さ、反射率の設定をする

カラー、粗さ、反射率の設定をする

 

写真を使って、オリジナル素材を作る

次に写真を使って、Fusion360でオリジナルの素材(マテリアル)を作ります。

Fusion360で継ぎ目のない素材を作るには
画像はPhotoshopのパターンなどと同じく、シームレスである必要があります。

今回は、こんな感じの北欧モダンな感じのパターンを用意しました。

パターン

画像パターンを適用するには、素材の設定パネルのさらに詳細を開きます。

「パラメーター」のタグをクリックして、イメージ画像をアップロードします。

ただ、このままだとデカールで画像貼ったのと同じです。

続けてレリーフを設定して質感をつけていきます。
あとは拡大率や回転を設定すれば、思ったような大きさで配置することができます。

パラメーターとレリーフに画像を設定

パラメーターとレリーフに画像を設定

 

素材を適用してレンダリングして見ると

北欧風の模様に、シボの質感も加わってなかなか良い感です。

Fusion360でオリジナルの素材を作れれば、レンダリングの幅が広がりますよ!

 

レンダリング結果 レンダリング結果

 

 

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執筆者のご紹介
佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。