国産で高性能の3Dプリンター「SCOOVO(スクーボ)」が発売
オープンキューブから7月8日に、日本製の低価格3Dプリンターが発表されました。3Dプリンターは海外製が大半なので、日本産は珍しいですね。
解像度は、0.1mmと熱溶解積層型の低価格プリンターとしては高いレベルです。ただ、プリント面積は狭めで17.5×15×15cmです。
販売価格は、18万9000円とのこと、実際の販売は7月29日から開始されます。
解像度は最高の目安なので、実際のスペック的には3Dシステムズ社のCubeに近いですね。
同じく日本製のホットプロシードのBlade-1よりもプリント面積が大きいのはいいですね。
その他の特徴としては、「SCOOVO(スクーボ)」は非加熱式ヘッドを採用しています。そのため、安全性は高まっていますが、材料はPLA(ポリ塩酸)に限定されています。
同型のプリンターの多くはABSに対応しているので、不満に感じる方もいると思います。しかし、低価格プリンターで積層するABSは非常に歪みやすく、PLAの方が多く使われるので
あまり問題は無いと思います。
海外製のプリンターが大半な中、オープンキューブは国内の技術者が開発し、生産も国内とのこと。
現在の3Dプリンターは、かなり壊れやすく素材のフィラメントも専用の物が必要なので、国産にも頑張ってほしいですね~