植物由来の材料で「肉」作る!3Dプリンター
出典:NOVAMEAT
イタリアのバイオベンチャーの「NOVAミート」から発表されたのは、3Dプリントされた「肉」です。
3Dプリントのための材料は、米とえんどう豆のタンパク質の混合素材に海藻を加えたものです。
この材料から3Dプリントされた肉は、一般的な牛肉のような食感を持っているそうです。
「NOVAミート」では、この肉をベースにして、鶏肉や豚肉、うさぎ肉や魚など
いくつかタイプの肉のプリントを目指しています。
3Dプリント肉の試作品は、いちごグミのように見えますが。開発者曰く、開発は初期段階で外観には及んでいないそうです。
今後は外観も肉や魚のようになるのかもしれません。
肉を作り出す畜産は、米や小麦などの農業に比べて
エネルギー効率が悪く、価格が高くなるのがネックです。
植物のタンパク質を使った人工肉は、有名なところだとカップヌードルの具など現在でも使われていますが、あくまで代替品です。
「NOVAミート」のように3Dプリントで、ほぼ肉のような物が出来ると
世界の食料ビジネスに大きな影響を与えそうですね。