たった3日で大型船の3Dプリントに成功!ギネス記録の米国メイン大学
米国メイン大学の「コンポジットセンター」が、
世界最大の3Dプリンターを使い、これまでで最大の3Dプリント船舶である「3Dirigo」の建造に成功したと発表しました。
3Dプリント船の「3Dirigo」は、全長7.6mで2,260kgの大型ボートです。
しかし、世界最大の3Dプリンターを使うことで、たった3日間(72時間)で印刷されました。
また、メイン大学は「3Dirigo」により、世界3つのギネス世界記録を樹立しています。
・世界最大の3Dプリンターを運用
・世界最大の3Dプリント船を建造
・世界最大のソリッド3Dプリントに成功
「3Dirigo」をプリントした、世界最大の3Dプリンター「Ingersoll Machine Tools」は、長さ30m、幅6.7m、高さ3mまでのオブジェクトを印刷するように設計された3Dプリンターです。
また、1時間あたり230kgの材料をプリントすることができます。
「Ingersoll Machine Tools」で使われるバイオベースの原料は、リサイクル可能で船舶の建造を含むメイン州の製造業に競争上の優位性を提供します。
木材とプラスチックを50%づつ混合した素材を3Dプリントすることにより、船の外装と部品を従来よりはるかに高速に、低コストで建造できます。