机の上で使える!基板プリンターが4000万円を獲得
3Dプリンターの次にブームが来ると言われれいる?回路基板のプリンターです。
IOTで何か作ろうとすると、電子工作で基板を作る必要がありますが
ハンダ付けやエッジングで回路を組むのはすごく時間がかかります。
CNCで削り出す方法もありますが、ピッチが細かくなると難しくなってきます。
製品の試作に、自分で電子回路を素早く作りたい!
そんなエンジニアの夢をかなえるのが、キックスターターに登場した「Voltera」です。
卓上におけるコンパクトボディで、伝導性インクを使い回路図をプリントすることができます。
インクを使うので、非常に細かい回路をプリントすることが可能です。
さらに、2層構造のプリントにも対応しています。
値段は1499ドルと、今だと18万円ぐらいです。
ちなみに、回路はプリント出来ますが、チップなど部品の取り付けは手動です。
ハンダペーストを置く機能があるので、そこに部品を取り付けることができます。
ただし、便利な反面時間がけっこうかかるので、量産には向いていません。
※大きさにもよりますが、プリントに20分程度。固まるのに30分ぐらいです。
Volteraは、試作を行いながら改良をしていくシチュエーションに向いている基板プリンターです。
キックスターターでも注目を集めているプロジェクトで、すでに38万ドル(約4000万円)の調達に成功しています!