【その5】低価格CNCで電子回路を量産?!Maker Faire Tokyoでみた新しい使い方。
Maker Faire Tokyo2014のレポート第五弾!
今回は、低価格の家庭用CNCがテーマとなっています。
過去のレポート
【その1】Maker Faire Tokyoで出会ったハードウェアベンチャーの玉子
【その2】Maker Faire Tokyoで出会ったハードウェアベンチャーの玉子
【その3】Maker Faire Tokyoで目撃、あの超巨大3Dプリンターが発売!
【その4】話題の9万円レーザーカッター。実物をMaker Faire Tokyoで見た!
CNCは、3Dプリンターとは逆に物体を削っていく加工手法です。
3Dプリンターだと難しい形が造形できたり、金属や木材が使えるなど素材の自由度が高いのが特徴ですね。
ただし、産業機械であるCNCは、個人ではなかなか買えない金額です。。。
そんななか、今回取材をしたオリジナルマインドさんは、珍しい個人向けのCNCメーカー。
展示では、加工範囲の広い新機種「KitMill SR200/420」が目玉となっていました。
これは元々、ロボット作りなどのホビーユーザーが活用していた、オリジナルマインドの「mini-CNC HAKU」の後継機です。
パワーは軽金属を削れるぐらいとそこそこですが、350mm × 420mm (RS420)と加工範囲が広がったのが魅力だと思いました。
これだけ加工範囲があると、軽い量産が出来る感じですね。
さらに、「KitMill SR200/420」は、銅箔を削ってプリント基盤を作ることができます。
今年のメイカーフェア東京の展示をみると、電子工作を使ったIOTガジェットがすごく増えていました。
電子工作に関心がある人が、増えているんだと思います。
(隣で展示していたローランドさんのコンパクトCNCでも最近、プリント基板作成に対応したそうです。)
そして、加工範囲が広いCNCなら、電子回路を一気に量産することも可能です。
今後、日本でもIOTが盛んになってくると思うので
ちょっとした量産の手段として個人向けの低価格CNCは使えそうですね〜
オリジナルマインド公式サイトでの商品詳細
http://www.originalmind.co.jp/products/kitmill_sr

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