ついに登場!ラズベリーパイのIOT対応モデル「Raspberry Pi 3 Model B」
「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」は、超小型でパソコン並みの性能をもつワンボードコンピューター。
電子機器のプロトタイプだけでなく、最近では実際の製品にも使われだしています。
今回登場した最新版の「Raspberry Pi 3 Model B」では、IOT関係の機能が強化されました
まず、無線LANへの対応やBluettoth4.1に標準対応。
いままでIOT機器の開発に「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)を使う場合は、外部機器を接続する必要ありこれでUBSが占領されて不便だったりしました。
さらに、オープンソースIoT開発環境の「Node-RED」が追加されています。
周りを見ても「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」を使って家電のプロタイプを作る人が増えているので、さらに使いやすくなのは良いですね。
日本での取り扱いは、アールエスコンポーネンツ(株)が行い、国内での発売は近日中だそうです。
今回発表された機能の詳細は以下です。
<Raspberry Pi 3(ラズベリーパイ3)>
■CPUの処理速度 50%アップ!
Broadcom社の新型プロセッサBCM2837チップセットが組み込まれています。
これは、クアッドコアARM Cortex-A53ベース(64bit・1.2GHZ)を採用しており、
従来の「Raspberry Pi 2 Model B」から50%処理性能が向上しています
■各種通信機能が搭載
802.11b/g/nの無線LANや、Bluetooth 4.1[クラシックBluetoothとBluetooth Smart (Bluetooth Low Energy) のデュアルモードに対応] との接続が可能になりました。
■セットアップが簡単
インストールマネージャーとしてNOOBS(New Out Of the Box Software)というツールが提供されており、これをマイクロSDから起動することでOSのセットアップが簡単に行えます。
■IoTの開発環境に対応
オープンソースIoT開発環境の「Node-RED」が追加されました。
「Node-RED」は、デバイス、API、オンラインサービスをビジュアル的に開発できるソフトで、IoTシステムのプロトタイプ開発ソリューションとして注目されています。
※「Raspberry Pi 3(ラズベリーパイ3)」は現在技適を取得中の商品です。RSコンポーネンツの公式サイトへ