SDカードが不要になったRaspberry Piの最新モデルが国内でも販売開始
Raspberry Pi(ラズベリーパイ)の国内総代理店である アールエスコンポーネンツから最新モデル「Raspberry Pi 3 Model B+」の販売が開始されました。
基本性能の向上に加え、製品開発で問題となっていたSDカードや電源周りが改善されたのが大きいですね。
教育用だったRaspberry Piが、IOTの業務用機器の開発でも本格的に使われ出す契機となりそうです。
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電源ケーブルやSDカードを削減した運用が可能に
プロセッサは、放熱性能が改善されたBroadcom製BCM2837B0を搭載し、CPUクロックは、1.4GHzで旧モデルより10%以上アップしています。
また、低消費電力通信モードBLE (Bluetooth Low Energy) のBluetooth 4.2が利用できるようになりました。
従来通りの基板のフォームファクタ(85 x 56mm)に、40ピンのGPIO (General Purpose Input Output) 、4つのUSB2.0ポート、HDMI、MIPI DSI、CSI ディスプレイ、カメラポート、ステレオ出力、ビデオポートを実装し、既存の周辺機器やケースを利用できます。
Raspberry Piは、元々は教育用途向けに普及してきましたが、結構実製品に使うケースも出てきています。
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