【Fusion360】5分で立体的なパッケージデザイン
Fusion360を使って、立体的なパッケージデザインをする方法をご紹介します。
パッケージをデザインしてプレゼンする時
従来はPhotoshopを使って画像を作成する事が常でした。
しかし、なかなか時間のかかる画像処理だったりします。
そこで、今回は3DCADのFusion360を使って、5分で立体的なパッケージを作ってみました。
パッケージの3Dモデルを作る
今回は紅茶のパッケージとして、筒型の3Dモデルを作ります。
作り方は円を書いて押し出すだけなので、とても簡単です。
基本的な形状ができたら、あとは「フィレット」で丸みを加えてリアリティをつけます。
これで、シンプルなパッケージの3Dモデルができました。
パッケージに画像を貼り付ける
続いて、「挿入>デカール」で画像を貼り付けます。貼り付ける面を選択してから、画像を選ぶと適当な場所に張り付きます。
ここから、マニピュレーターを使って回転、位置の移動、拡大を使ってパッケージに画像を合わせていきます。
続けて、円形の画像を天面に貼り付けます。角が丸まっているので、フィレットをかけた部分も一緒に選択すると綺麗に張り付きます。
これで、パッケージに画像を貼り付ける事ができました。
パッケージをリアルな画像にレンダリング
今回はデザインのプレゼンのために、リアルな画像を書き出します。
まず、モードを「レダンリング」に切り替えます。
光や背景をコントロールする「シーンの設定」を選びます。
今回は背景をピンクにするので、背景を「ソリッドカラー」にして、カラーピッカーでピンクを選びます。
こうすると、背景色がピンク色になりました。
さらに、リアルなレンダリングにするのに使うのが「被写界深度」です。
「被写界深度」はカメラ用語ですが、簡単にいうと写真にボケあしをつける設定です。
「被写界深度」のチェックを有効にして、ピントを合わせた位置をクリックします。
最後に、レンダリングを開始すると、かなりリアルな画像を作る事ができました。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。