入れ歯は3Dが当たり前に?!歯科用3DプリンターとCNCが同時に発表
一般の人の3Dプリンターブームは終わりましたが、業務利用はちょうど本格期に入ってきました。
ローランドが設立した、3D事業のための新会社「DGSHAPE(ディージーシェイプ)」から
歯科用の3Dプリンター「DWP-80S」とCNCの「DWX-52DC」が同時に発表されました。
歯科の分野は3Dデータが先行して普及していますが
高精度の業務3Dプリンターは、1000万円レベルの投資が必要と高額なのがネックでした。
しかし、「DGSHAPE(ディージーシェイプ)」が発表した新機種は、専用機として価格も抑えられており「DWP-80S」が180万円、「DWX-52DC」が398万円です。
発売開始は3月21日です。
入れ歯や矯正器具なども、今後3DプリンターやCNCでの作成が普通になりそうですね。
入れ歯を作る光造形3Dプリンター「DWP-80S」
1. 入れ歯の製作に必要な「型」を高精度に造形
入れ歯の製作工程で必要になる、患者個々人の歯や口腔内の形状に合わせた3種類の型(カスタムトレー、ベースプレート、フレームワークの3種。下写真色つき部分。)の製作用途に特化した3Dプリンターです。
2. スピーディーな造形を可能にする光造形方式
UV-LEDランプを光源とするプロジェクターから紫外線を照射し、専用樹脂を硬化させることで造形します。
プロジェクターによる面露光方式で、一層毎にスライスされた型のデータを一度に硬化させるため、レーザーを点で照射しながら硬化させる方式に比べ造形時間を短縮することができます。
デスクトップサイズながら80mm×80mm×80mmのワークサイズを確保しており、複数個の型を同時に製作することも可能です。
3. 操作が簡単!3ステップで簡単に作成できるソフトウェアを標準付属
直感的な3ステップの簡単操作で、3Dプリンターに不慣れな方でもスムーズに出力データを作成することができます。
材料の収縮率など、それぞれの型の製作に適した出力条件があらかじめ設定されており、データの補正や回転、サポート(造形物を支える役割を担う)の生成なども自動で行います。
無人での量産が可能!
5軸の歯科用CNC・DWX-52DC
DWX-52DCは、補綴材料を自動交換する新開発のオートディスクチェンジャーを搭載した歯科用ミリングマシンの最新機種です。
DWX-52DCは、オートディスクチェンジャーに加え、切削用刃物(ミリングバー)を自動交換するオートツールチェンジャー、切削屑の除去や刃先の冷却に必要なエアー量を自動で切り替える機能など、さまざまな自動機能を搭載。無人での連続運転や夜間運転を可能にし、加工業務に飛躍的な生産性の向上をもたらします。
1. 材料を自動で入れ替える!オートディスクチェンジャーで効率的な加工
最大6枚のディスク材料を自動交換するオートディスクチェンジャー(ADC)を搭載しており、材料の異なる補綴物(クラウン、ブリッジ、コーピング、アバットメント、インレー、アンレー、サージカルガイド、歯台など)を連続して加工することができます。
切削屑の除去や刃先の冷却に必要なエアー量も材料に応じて自動で切り替えるため、無人での連続運転や夜間運転が可能です。ディスクチェンジャーは、切削機構から独立しており、加工中でも材料の交換が可能です。最大7本のピン材料を取り付けることができるピン付材料用アダプターも標準付属しています。
2. 刃物も当然自動交換するオートツールチェンジャー
15本のミリングバーを加工時に自動で交換するATC(自動刃物交換装置)を搭載し、荒削りから仕上げまで、工程を中断することなく効率的なオペレーションが可能です。
3. 5軸制御による高精度な切削加工
XYZ軸に加え、360度回転するA軸、30度回転するB軸を備え、垂直方向からの加工では削り残しが発生しやすい複雑な形状も高品質に仕上げることができます。
DWX-52DCの詳細へ
お問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社
コールセンター
〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4 TEL:0120-808-232
E-Mail:rdg-info@rolanddg.co.jp