ナイロンを3Dプリント!?格安のレーザー焼結3Dプリンター「Sintratec」
3Dプリンターの方式の一つに、粉末状のナイロンをレーザーで焼結するタイプがあります。
この方式はサポート材がつかないことや、非常に高精度のモデルを作れるなどのメリットがあります。
焼結されたナイロンは非常に丈夫で軽く、優れた素材です。
ただし、業務用のナイロンを焼結するプリンターは、数千万円と非常に高価です。。。
普通の会社が導入するには、現実的ではない価格帯となっています。
しかし、スイスの企業「Sintratec」のレーザー焼結式3Dプリンターであれば、お手頃な価格で導入することができます。
Sintratec Kitは、レーザー焼結タイプの3Dプリンターとしては最も安く、価格が4999ユーロ(約60万円)です。
Sintratecの内部は、レーザーで粉末を焼結するためかなり強固な作りになっています。
造形面積はSintratec Kitが110mm四方、Sintratec S1で130 mm x 130 mm x 180 mmです。
焼結できる素材は、ポリアミド12(ナイロン)です。
科学や技術研究の分野など
高精度の部品が必要な分野で、Sintratecのレーザー焼結プリンターは
良い選択肢になりそうですねー
※Sintratecの3Dプリンターは、金属の焼結には対応していません。