Fusion360で簡単3DCAD!あっさり自由な3Dモデルを作る方法
「Fusion360」は、3DCADとして高度な機能を備えつつ初心者でも覚えやすいソフト。
3Dに苦手意識を持つ人たちが、次々とチャレンジしています。
今回は、Fusion360でモダンな椅子やヘルメットなど、
難しい3D形状を素早く作れる「スカルプト」をご紹介します。
Fusion360でモダンな椅子を5分で作る
スカルプトは粘土を捏ねるようなモデリング方法です。
まずは、元になる形状を「平面」で作り、「フォームを編集」で修正して行きます。
平面で作った面を「フォームを編集+Alt」で上に引っ張ると
背もたれが出来上がります。
さらに、肘置きや足の元となる部分をひっぱりだします。
「フォームを編集+Alt」で、肘置きを作ります。
これは引っ張るだけなので、とても簡単です。
さらに、足も引き出して行きます。
足は横に広げて、さらに後ろに回して椅子が倒れないような形状にします。
あとは座りやすいように、「フォームを編集」で座面に局面をつけたり
「折り目解除」で角ばった部分を丸めたりします。
最後に「厚み」で肉厚をつけて完成です。
ほぼ「フォームを編集」だけで、こんなモダンな椅子を作ることができました。
普通は難しいヘルメットをFusion360でサクッと作る
さらに、Fusion360の他の機能と「スカルプト」を組み合わせると
こんなヘルメットもあっさり作ることができます。
ヘルメットを作る場合は、曲面を綺麗に作るため
元になるスケッチを描いて、「ロフト」で面を作ります。
作った面をどんどん繋げて行けば、ヘルメットの元の形状ができます。
あとは、バラバラに作った面を「エッジを結合」で繋いだり
穴が空いている箇所を「ブリッジ」で橋渡ししたりすると
ヘルメットのベースとなる形状ができます。
最後に肉厚をつけて、色を適用するとヘルメット出来上がります。
ヘルメットを3Dで作るのは普通は難しいのですが
Fusion360を使えば、素早く、結構簡単に作ることが可能です。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。