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【Fusion360】パッチでアメフト用ヘルメットを作る

america18

Fusion360で、本格的なデザインを作るのに使えるのが「パッチ」モードです。

今回は「パッチ」モードを使って、アメリカンフットボールのヘルメットを作る方法をご紹介します。

 

ヘルメットをFusion360のパッチで作る

まず、初めに基盤となるスケッチを描いていきます。

アメフトのヘルメットの画像を、側面と正面で用意します。

そして、「下絵を挿入」で画像を貼り付けます。

これで、スケッチを描く準備が完了です。

「下絵を挿入」で画像を貼り付けます

「下絵を挿入」で画像を貼り付けます

「下絵を挿入」で画像を貼り付けます

ヘルメットの画像を参考に、このようなスケッチを描きます。

スケッチ自体は、2つの楕円と一つの頂点を、円弧を結びように描いています。

オフセット平面などを使って、作業面を作りながら、スケッチを描いてください。

スケッチが書けたら、モードを「パッチ」に切り替えます。

画像を参考にスケッチを描く

 

モードをパッチに切り替える

モードをパッチに切り替える

 

パッチのロフトを使って、上下に面を貼ります。
この時に、円弧をレールとして使います。

※レールでエラーが出る場合は、円弧が連結している場合です。特に頂点を通過するレールは、連結しているとエラーが出てしまいます。

パッチのロフトを使って、上下に面を貼ります

パッチのロフトを使って、上に面を貼ります

パッチのロフトを使って、下に面を貼ります

パッチのロフトを使って、上下に面を貼ります

 

上下の面を「ステッチ」で連結した後に、側面に描いたスケッチを使って、「ボディを分割」する
ヘルメットっぽい形状が出来上がります。

 

ステッチで面を一体化

ステッチで面を一体化

ボディの分割で分割

ボディの分割で分割

ヘルメットの原型ができた

ヘルメットの原型ができた

 

続いて、フェイスガードの部分を作りますが、これは「3Dスケッチ」を駆使して
こんな感じのスケッチを書きます。

モードを「モデル」に戻した後に、「パイプ」でスケッチを立体化します。

「ミラー」で両面に転写後に合体して完成です。

3Dスケッチを描く

3Dスケッチを描く

パイプをで実体化する

パイプをで実体化する

ミラーで転写する

ミラーで転写する

 

続いて、ヘルメットに「厚み」を適用します。「パッチ」で作った面はサーフェイスとも呼ばれますが、厚みがゼロの状態なので、このままだと加工データなどには使えません。

そこで、「厚み」などのコマンドを使って自体化させる必要があります。

あとは、仕上げで、ヘルメットのヘリの部分に「パイプ」を適用します。

アメフトでは、プレイ中に余計な雑音が聞こえることもあるようなので
ついでに耳栓もつけて見ました。

 

ヘルメットに「厚み」を適用します

ヘルメットに「厚み」を適用します

ヘルメットのヘリの部分に「パイプ」を適用します

ヘルメットのヘリの部分に「パイプ」を適用します

ついでに耳栓もつけて見ました

ついでに耳栓もつけて見ました

 

 

Fusion360の「パッチ」機能を使えば、このようにヘルメットなども簡単に作ることができます。

最後にFusion360アニメーション機能を使って、耳栓を動かして見ました。

アニメーションで耳栓を動かす

アニメーションで耳栓を動かす

 

 

 

 

 

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執筆者のご紹介
佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。