Fusion360で有名デザインを改造!iMac編
みんなが知っている工業製品をFusion360で作って
さらに魔改造を施してみるコーナ
今回は懐かしいiMacをモデリングしてみました。
このiMacは今見ても個性的なデザインです。今回はこれを腕時計に改造して、微妙なアップルウォッチ化して見ました。
ちなみに、このiMacのモデルですが、形から見てもスカルプトだろうと思って作り始めたところ
意外な結末が待っていました。
iMacの形をFusion360で作る
形から見てFusion360のモデリング機能だと、スカルプトに向いてそうなので、スカルプトで基本の形を作ることにしました。
しかし、これはあまりうまく出来ませんでした。似たような形は出来ますが、ベースの形状に、スカルプトはぴったり合わせるのが苦手ややですね。。
工業的なカーブはFusion360だとパッチの方が得意なので、パッチで作ることにしました。
パッチのベースにするために、こんな感じのスケッチを書きます。
スケッチが出来たら、これをパッチのロフトで繋いで、形状を完成させます。
だいぶオリジナルに近い形状が出来ました。
やはり、工業的なカーブを再現するのはパッチの方がやりやすいですね。
スカルプトでもできるとは思いますが、既存の形状に合わせるには、ちょっと時間がかかりそうでした。
この辺は、色々なモデリング手法が載っているFusion360ならではの選択です。
形状にディティールを加えるため、面の分割を使います。
面の分割を色々やってみると、iMacの質感が刻まれます。
面を分割してディティールを作る
今回はボディを一体で作っているので、このまま凹凸をつけていきます。
使うのは、プレスプルです。
プレスプルは、曲面に対して押し出しみたいなコトが出来て便利です。
こういう一体モデリングで、ディティール足すにはかなり使えます!
さらに、今回はiMacをちょっと改造します。バンドと文字盤をつけて、腕時計にしました。
ちょっと微妙なアップルウォッチですかね。腕を適当に作るとそれっぽく見えますね♪
Fusion360で作ったiMacベースのアップルウォッチ擬きですが、意外に可愛いデザインになりました。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。