3Dプリンターの造形物をキレイにするマーカーが登場!
低価格の3Dプリンターで造形したものは、構造上どうしてもプラスティックの積層痕が出てしまいます。
そうなると試作品などを作るときに、最終的なイメージが確認しづらいですよね。
この「Makeraser」はマーカー型の加工ツールです。マーカーの先からでる非毒性のアセトンを塗る事で、溶かしながら表面を整えます。
アセトンはいろいろな物質を溶かすことの出来る有機溶剤。
「マニュキュア落とし」として薬局で売られているアレですね。
従来3Dプリンターの後加工で使うには、アセトンを暖めた蒸気で積層物を溶かす方法が一般的でした。
しかし、アセトンは危険第四種にも指定される薬品。蒸気にすると引火性がかなり高いという問題がありました。
そう考えると、「Makeraser」はマーカー型で取り扱いはかなり楽そうです。
今後Kickstarterにも出品するようなので、今後はこういう3Dプリンターのサポートツールも増えてきそうですね〜