Raspberry Pi2以上の性能!1000円で買える超小型コンピューター「CHIP」
Makers(メイカーズ)が、3Dプリンターと合わせて注目しているのが電子工作です。
Raspberry Piなどのマイコンで、ネットに繋がる家電を自作できるなど、メイカーズには必須のアイテム。
その小型コンピューターに、1000円という低価格、高機能、便利を兼ね備えたチップが登場しました。
その名も、キックスターター(Kickstarter)プロジェクトの「CHIP」です。
スペック的には、CPUが1GHz、メモリーが512MB、記憶容量が4GBとRaspberry PCi2以上です。
「CHIP」は小さいですが、Linuxを搭載したほぼパソコン。
モニターとキーボードを繋げば(VGAアダプターはオプション対応)パソコンとして稼働します。
オープンオフィスを使って仕事をすることや、Chromeを使ったWEBブラウジング、電子工作のプログラム、沢山のゲームなどいろいろ出来ます。
「CHIP」は、キックスターター(Kickstarter)でも人気になっており、約4500万円の資金が集まっています!
スマホ連動するネット機能がついた家電(IOT)を試作するには、3Dプリンターに加えて電子工作用の基盤が不可欠です。
Wifiが使えて電子工作で主流になっているRaspberry Piは、価格が5000円程度します。「CHIP」が1000円だと考えると、電子工作での有力な選択になりそうですね〜
ちなみに、どうやって1000円にしてるのか気になるところですが
サイトのQ&Aによると、チップメーカーとの協業で、最低1万個作ることで実現するようです。
キックスターターは、単にモノづくりだけでなく、価格戦略も含めたステージに進化していますね。。。
CHIP – The World’s First Nine Dollar Computer