金属橋を3Dプリントする!空中金属3Dプリンターとは!
3Dプリンターは、閉じられた箱の中でプリントするのが基本です。
しかし、空中で金属を3Dプリントする、驚異の技術を実現している企業があります。
その、アムステルダムのベンチャー「MX3D」が、金属の橋を空中金属3Dプリンターで作成するそうです。
「MX3D」は、アーム型の産業ロボットのような外見の3Dプリンター。移動しながら、空中にサポート材なしで金属を成形することが出来ます。
「MX3D」は、自分が移動するレールも自分で成形することが出来ます。
現在は、短いけど実際に人が渡れる橋を成形することに成功しています。
「MX3D」は、6軸のロボットアームを持ち、金属を出力しながらどんな形でも成形することができるそうです。
さらに、空中に金属を成形できるので、橋のような複雑な構造物でも作ることが可能となります。
「MX3D」は、2017年にアムステルダムで、かなり大きく実用性のある橋をかけるそうです。
6軸加工機が金属を空中に成形すると聞くと、本当にできるの??と思えますが。計画には、Autodeskやアムステルダム市など様々な団体が参加しています。
3Dプリンターで建物を建てる建築的なアプローチは今までもありましたが、橋のような土木分野でも実現すると正に産業革命と言えそうです。