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レトロゲーム風のRaspberryPiケースを作ってみた!!

ファミコンのディスクシステム風ケース
これを見て、すぐに分かちゃった方、アンド「そっちかよ!!」って思った方々こんにちは!
ファミコン世代のまるです。

「RaspberryPi2」のケースを物色してたのですが、物欲が湧くデザインも無く、買ってみたら蓋が閉まらなかったりとふんだり蹴ったりなので、自分で作ってみました。

今までデータを作って3Dプリンターで印刷するってところまでは多いのですが、さらに踏み込んで、研磨ならびに塗装までやってみましたのでリポートします。

もくじ

  1. STEPデータを探せ!
  2. 研磨せよ!!
  3. 塗装するべし!!
  4. そして完成へ
  5. 最後に

 

STEPデータを探せ!

まず作るにあたって必要なのは「RaspberryPi」自体のデータですよね。自分で計測して寸法を出すのもいいのですが、世の中には親切な方がいまして「Raspberry Pi」の基板データを作ってくれてる方がいらいっしゃいます。今回僕が作りたいケースは「Raspberry Pi2 Model B」ですけど、「Raspberry Pi Model B+」とほとんど同じです。一部、チップセットや抵抗の配置が違いますけど、ほぼほぼ問題がないので以下からデータを入手します。

「Raspberry Pi Model B+」の基板データ

こちらをDLしたら、解凍したファイルの中から「STEPデータ」みつけてFusion360で開きます。

Fusion360で読み込んだSTEPデータ

Fusion360で読み込んだSTEPデータ

これを利用して、さくさくとケースを作っていきます。

基板全体の大きさに、ざっくり土台を作ります。
今回、40PINのケーブルを出せるようにするので、少々大きめに作っています。

土台を作った状態

土台を作った状態

さらに、全貌が分かるようにケース全体を「Extrude」します。
ちなみに底面は「Chamfer」にて角をそいだ感じにしています。

ざっくり全体のイメージを作る

ざっくり全体のイメージを作る

そして、全面部分をネットの写真から見よう見まねで作ります。

見よう見まねで作る

見よう見まねで作る

大体出来たら、前面、底面、上面に分けて、各々を「shell(シェル)」コマンドにて空洞にします。

シェルして、ケースらしく仕上げる

シェルして、ケースらしく仕上げる

端子部分に穴を開け、さらいに基板を固定する軸、ケース同士が固定されるための仕組みを作り、最後に「放熱&40PINケーブル」用に天井部分へフタを作ります。このフタですが、そのまま印刷して可動できるように、本体とフタのクリアランスを0.4mm開けています。

コネクターなどが使えうように穴を開ける

コネクターなどが使えうように穴を開ける


 

研磨せよ!!

今回使用した素材はABSです。印刷した3Dプリンターは「UP!BOX」です。

ABSで印刷した何も加工してない状態

ABSで印刷した何も加工してない状態

これを研磨していきます。
研磨に使ったヤスリは少々高いですが、実験も兼ねてこちらのヤスリを使っています。

塗装までの工程は僕も初めてないので、適当にヤスリがけしたものと、親の敵のようにヤスリがけした奴を比較してみます。

天板全体の状態

天板全体の状態

さらに拡大

さらに拡大

百聞は一見に如かず!!ですね。
実際、真剣に研磨した場合でも、かかった時間は2〜3時間くらいです。
 

塗装するべし!!

ABSはプライマー処理をしないで塗装すると、中に塗料が染みこんで割れるらしいです。ただ実際自分では確認してないですが、3Dプリンターの場合は積層なのでただでさえ割れやすい状態です。なので逆らわずプライマーを2回塗装しました。

そして、塗装に使用したのはアクリル系スプレーで、本体の赤い色は4回ほど重ね塗りしました。

塗装作業

塗装作業


 

そして完成へ

左が完成品、右がプロトタイプ

左が完成品、右がプロトタイプ


三個のパーツ構成になってます。

三個のパーツ構成になってます。

手のひらにすっぽり!! かわいすぎて愛着が!!

手のひらにすっぽり!!
かわいすぎて愛着が!!


 

最後に

寸法に拘束されて何かを作るって作業はCADでは非常に多いです。目の前に見えてる家電製品の多くは、デザイナーとエンジニアが何度もやりとりした完成品の実例でもあります。今回のケース制作は一人でやったのですが、実際に印刷してみると強度が弱くて壊れてしまう箇所や、3っつのパーツをどう安定かつ、シンプルに固定するか?という部分を0.1mm単位で修正しました。結果、三個のヴァージョンを経て完成しました。

3Dプリントで印刷するだけでも色々な発見と感動が有るのですが、踏み込んでひたすら研磨し、さらに塗装をしたケースを実際に手のしてみると、言葉では表せない感動と愛着がわきます。是非みなさんもオリジナルケースを作って自慢してくださいな!!
 
 
といことで、、、
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