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Fusion360で扇風機のファンを3DCADデータで作る方法!

 追記 2018.01.24:記事の中で扱っている扇風機のファンですが、もともとプロペラとして作っていた物を途中で扇風機に流用した関係で、風が送られる向きが扇風機とは逆になっていました。
現在掲載しているものは修正したものです。

 

3DCADのFusion360で、プロダクトデザイン的なものを作ってみる連載をスタートします。

第一回目は、扇風機です。

最初は、扇風機のメインとなるファンの部分を作ってみることにしました。

こういうプロペラや羽根のような形状は、設計では超専門分野ですが
Fusion360を使って、サクッと作ってみました。(なので空力的な性能は無視しています)

3次元でみて、扇風機の羽根的な形を作るには
Fusion360のパッチワークモードを使います

パッチワークモードは、3DCADを始めたばかりの方には、ピンとこないみたいですが
曲面を作りつつ寸法も入れられるとても便利なモードです。

 

Fusion360で作った扇風機の羽

Fusion360で作った扇風機の羽

 

まずは3Dスケッチで羽根の元を書いてみる

3Dスケッチで書いた羽根の元

3Dスケッチで書いた羽根の元

 

こんなような形で、羽根の元になる3Dスケッチを描きます。

 

まず、最初は羽根の根元を「三点指定の円弧」で書いて、40度ほど回転させます。

次に「オフセット平面」で、少し離れたところに作業面を作り
羽根の先っぽ部分を「三点指定の円弧」で作ります。

羽根の根元を「三点指定の円弧」で描く

羽根の根元を「三点指定の円弧」で描く

羽根の根元を40度回転させる

羽根の根元を40度回転させる

「オフセット平面」で少し離れた場所に羽根の先っぽを描く

「オフセット平面」で少し離れた場所に羽根の先っぽを描く

そして、羽根の根元と先っぽの端点を、スケッチのスプラインで結びます。

この時に使うのが3Dスケッチです。スケッチパレットの「3Dスケッチ」にチェックが入っているかを確認しましょう。

これが有効になっていると、端点をクリックするだけで、3D的なスケッチを描くことができます。

スプラインで両端をクリックしてむすぶ

スプラインで両端をクリックしてむすぶ

 

3Dスケッチの完成

3Dスケッチの完成

3Dスケッチをロフトと厚みで実体化させる

羽根の元になる、3Dスケッチができたので
これをパッチワークモードのロフトで造形します。

まず、ロフトのプロファイルとして、羽根の根元と先端を選びます。
次にレールとして、スプラインで書いた側面の曲線を選択します。

そうすると、プロペラっぽい形が出来上がりました

パッチの「ロフト」でスケッチを結ぶ

パッチの「ロフト」でスケッチを結ぶ

ただ、パッチワークで作った面には、厚みがありません。
そこで、作成の「厚み」で、4mmの厚みを作ります。

尖っている先端を「フィレット」で丸めて、羽根が完成しました。

羽根に「厚み」を適用する

羽根に「厚み」を適用する

「フィレット」で先端を丸める

「フィレット」で先端を丸める

 

扇風機のファンを仕上げる

作成した羽根の形状にたいして、中心となる部分を作ります。

さらに、パターンの「円形状パターン」で、羽根を5枚に増やして

扇風機のファンの形状を作りました。

押し出しで、羽の軸を作る

押し出しで、羽の軸を作る

円形状パターンで羽を増やす

円形状パターンで羽を増やす

軸の先端にフィレットを入れて、結合して完成

軸の先端にフィレットを入れて、結合して完成

扇風機のファンはけっこう簡単に作ることができました。

こういうプロペラ的な形状は、けっこうものづくりでは出てくるので
この作り方は、いろいろ使えそうですね♪

ちなみに、扇風機のファンを作るきっかけは、ものづくりCADの受講者の方から
「ファンってFusion360で作れるの?」という質問でした。

他にも、こんなモノが作れないかと思案している方は
メイカーズラブに問い合わせください!

 

扇風機の羽を上から見た所

扇風機の羽を上から見た所

扇風機のファンを横から見た所

扇風機のファンを横から見た所

 

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執筆者のご紹介
佐々木 康友 佐々木 康友
メイカーズファクトリー 代表取締役

プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。