【その2】超簡単!Fusion360のアセンブリ
3DCADのFusion360で、部品をくみ合わせて動かしてみる超簡単なアセンブリ。
前回は、何ができそうかをイメージするため
シンプルなパーツ2つを「ジョイント」を使って動かして見ました。
今回は、Fusion360の「ジョイント」を複数の部品に適用して、
クネクネ動かすところまでをやってみます。
Fusion360でクネクネ動かす、部品を作る
まず、前回のスケッチに少し書き足して、回転パーツを3つにします。
3つのパーツを使って、もう少し複雑なアセンブリを作るための準備です。
続いて、3つのパーツに「ジョイント」の「回転」を適用します。
しかし、どにも「固定」を適用していないので、パーツをつかんでも動かすことはできません。
部品の回転軸部品をFusion360で作る
3つの回転パーツを固定する部品を作ります。
最初に、回転パーツと少し離れたところにプレートを作り。続けて、スケッチを描いて回転軸を作成します。
※新しく作ったパーツも「コンポーネント」にするのを忘れずに
軸と回転パーツをFusion360で接触させる
回転軸にも「ジョイント」で「回転」を適用し、軸に「固定」を設定すると
パーツをつかんで動かすことができます。
しかし、これだけだとパーツ同士がぶつかっても検知することができません。
下の画像のように、パーツ同士が食い込んでうまく動きません。
ここで、登場するのが「接触セット」という概念です。Fusion360でもやや場所がわかりづらく、アセンブリでつまづきやすい部分でもまります。
まず、「アセンブリ>接触セットを有効化」を選択。
さらに、ブラウザにできた「接触セット」を右クリックして「すべての接触を有効化」にします。
こうすると、物理的にぶつかっているものは、すべて検知されます。
これで、アセンブリの設定が完了しました。
部品をつかんでクネクネ動かすことができます。
次回からは、アセンブリのもう少し細かい部分を紹介していきます。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。