【Fusion360】サーフェイスで、５分でダイヤモンドを作る方法
Fusion360で作ったダイヤモンドっぽい形
Fusion360でアクセサリーを作る連載の準備として
ダイヤモンド作ったので、作り方をご紹介します。
ジュエリー用の3DCADとは違い、Fusion360には宝石のような素材はありません。
なので、自分で作る必要があります。
※ただし、あくまでダイヤモンドカットっぽいものです。
サーフェイスでダイヤモンドを作る
ダイヤのような形を、ソリッドで作るとかなり時間がかかりますが
Fusion360の「パッチモード」で作ると、５分ぐらいで出来るモデリングです。
それでは、サーフェイスで使う面を作る準備のため、スケッチを描いて行きます。
まず、１２角形のスケッチを描きます。そして、それを中心から回転させます。
さらに、「オフセット平面」で少し上に面を作って、新しい作業面にまた１２角形を描きます。
１２角形を中心から回転
オフセット平面で、少し上に平面を作る
作った作業面にやや小さい１２角形を描く
これを繰り返していて、最終的にはこんな感じの多層構造の多角形を、Fusion360で作ります。
続いて、新しいスケッチを作り、スケッチの「線分」で多角形の頂点同士を結びます。
これで、スケッチの完成です。
多層構造の、多角形スケッチが完成
多角形の頂点を線分で結ぶ
あとは、Fusion360のモードを「パッチ」に切り替えて、サーフェイスでモデリングをします。
作成の「パッチ」を選んで、全てのスケッチを適用すると
全部の「面」が生成されます。
作成のパッチを選ぶ
面が生成される
しかし、これではまだ面の集合体です。
そこで、修正の「ステッチ」を選んで、面をソリッドに変えます。
これで、ダイヤっぽい形ができました。
一部を非表示にすると中身はがらんどう
修正のステッチを適用
ダイヤっぽいモデルが完成
透明系の素材を適用して、Fusion360のレンダリング機能で
レンダリングしてみると、宝石のように見えますね♪
次回はこの宝石を使って、ダイヤのリングを作って見ようと思います。
レンダリングしてみると、宝石っぽく見える
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佐々木 康友メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト＆グラフィックデザイナー ／WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。