動いて喋る!等身大キャラロボットのオーダメイドが開始
アトラクション企画制作を手がけるcuriosity(キュリオシティ)株式会社より、キャラクターロボットのオーダーメイドサービス「Chararoid(キャラロイド)」が開始されました。
「Chararoid(キャラロイド)」は、「アニメーションの世界を現実に存在させる」ことがコンセプト。
CGデザイナーがロボットの外装デザインを、動きの制御には自社開発のアトラクション演出用ソフトを使用するなど、
細部にこだわったオーダーメイドロボットが作れるそうです。
内部構造と部品を共通化し、低コストオーダーメイドロボットを実現
「Chararoid(キャラロイド)」は、一般的なキャラクター体型で設計済みのフレームと部品を使用しています。
外装を様々なキャラクターに変更し、ソフトを入れ替える仕様にすることで、制作コストと納期を、従来のキャラクターロボット制作の半分に抑えることを可能にしたそうです。
音声認識+タブレットによる多彩なコミュニケーション
ロボットとタブレットが連動し、映像表示やタッチパネル操作によるコミュニケーションが可能です。また音声認識機能も備え、ロボットとの会話を楽しめます。
受付用のタブレット画面、音声認識による会話フローはすでに組込み済で、別のキャラクターロボットの場合でも使用できます。
自社開発のアトラクション用ソフトウェアでロボットの挙動と演出を制御
コミュニケーションの流れをタイムラインで管理しているため、細かい動作を事前確認できる他、BGMやサイネージ、プロジェクションマッピングなどとの連動も対応可能です。
また、プログラミング不要で会話フローを作成することができます。
Eye displayで、アニメーション的な瞳の感情表現を可能に
瞳に小型ディスプレイをはめ込むことで、従来のロボットでは表現できなかった、キラキラの目や怒った目、ジト目などのアニメーション的な表現を可能にしています。
造形や声でキャラクターらしさを追求
CGデザイナーがキャラクターデザインと挙動を担当することで、いきいきとしたキャラクター表現を追求しています。また声も、ロボットの合成音声だけでなく、キャラクターにあった声優を手配し、よりキャラクターらしい声で喋らせることができます。
最近の日本は人手不足が深刻で、サービス業ではなかなか人が集まらないそうです。
ロボットを使ったコミュニケーションロボットというのは
テーマパークや接客ロボットとして期待できそうな分野だと思います。
本リリースに関するお問い合わせ
■curiosity株式会社について
アトラクション・クリエイティブカンパニー。
ロボットの他、VR/ARやAI開発などの最新テクノロジーを駆使して、新しいエンタテインメントを企画制作するベンチャー企業。企画演出・デザインからシステム開発まで自社で行っている。
https://www.curiosity-inc.jp/
■株式会社MTMシステムズについて
電気通信大学認定ベンチャー企業として、 IoTソリューションやロボットアームの開発・販売を行っている。
http://www.mtmsystems.jp/