3Dプリンターの義手で、8歳の少女がギネス世界記録を樹立!
米国在住の8歳の女の子、ヘイリー・ドーソンが
MLBの球場全てで始球式を行うというギネス記録を樹立しました。
ヘイリーは、ポーランド症候群という病気で右手が不自由です。
ポーランド症候群は、手の発育不全により、胸部の筋肉や肋骨の欠損、指の癒着などが起こる病気です。
ヘイリーは、ネバダ大学の作成した補助器具を使って
2015年から、MLBの球場での始球式を開始しました。
Salute to @haileys_hand, who completed her quest of throwing out the first pitch at every Major League ballpark today. ⚾️❤️ pic.twitter.com/KnjEpdpzcj
— MLB (@MLB) 2018年9月16日
義手のような補助器具は、ヘイリーの手に合わせて調整されています。
通常、義手は材料や調整の程度で1000万円以上の費用がかかる場合があります。
しかし、3Dプリンターで出力されたヘイリーの義手は、数百ドルのコストで制作されています。
彼女は、2018年の9月に、30箇所あるMLBのすべての球場での投球を終えました。
3Dプリンターなどの3D技術は、義手や義足などの装具の作成コストを
大きく下げる効果があり
海外では、このような事例がたくさん報告されています。