第14回:Fusion360のパッチワークで曲面のあるマウスを作る
Fusion360メールセミナーの14回目は、
少し難しいサーフェイスモデリングを取り上げます。
面を使ったサーフェイスモデリングでは、
定番となるマウスを作るワークです。
↓
https://makerslove.com/15903.html
以下から、「パッチモード」がいかに役立つかを
力説したいと思います!
サーフェイスモデラーで有名なのが
工業デザイナーでユーザーの多い「ライノセラス」です。
Fusion360の「パッチモード」でも、ライノセラスと同じようなモデルが作れます。
サーフェイスを使ったモデリングができると
曲面のあるデザインが簡単に作れるようになります。
さらに、業務で使っていて便利なのが、Fusion360が「ソリッドモデラー」なので
サーフェイスを簡単にソリッド化できることです。
前回も書きましたが、面のデータである「サーフェイス」は
3Dプリントや加工が出来ないので、
中身が詰まった「ソリッド」に変換することが必須なんです。
デザインの仕事をしていると、ほかのデザイナーが作ったデータを
直すこともあるのですが
もらったデータが「サーフェイス」だと、そこから「ソリッド」にするの大変です。。。
形状によっては、ソリッドにならないことも珍しくありません。
Fusion360の「パッチワークモード」を使いこなせば
曲面デザインのデータを作りつつ
ちゃんと加工に使える、ソリッドデータを簡単に作ることができますよ。
次回は、Fusion360のユニークな機能である
「スカルプト」を取り上げます。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。