第13回:Fusion360パッチモードで、ダイヤモンド型の花瓶を作る
Fusion360のメールセミナーの13回目は、「サーフェイス」でのモデリングを取り上げます。
「サーフェイス」というのは、面を使ったモデリングです。
Fusion360では、モードの切り替えで「パッチ」にすると使うことが出来ます。
ちなみに、「サーフェイス」ってなんだ?
思った方は以下の10行を読んでください。(ウンチクなので知ってる人は飛ばしてください)
■ サーフェイスってなんだろう?
3DCADには大きく分けると、「ソリッド」と「サーフェイス」というモードがあります。
「ソリッド」というのは、中身が詰まっているモデルです。
対して、「サーフェイス」は表面しかなく中身がありません。
3DCADも、昔は「サーフェイス」を使ってモデリングしていました。
しかし、現在の3DCADは「ソリッド」でモデルを作ることが主流です。
さらに、3Dモデルは、「ソリッド」にしないと3Dプリントしたり
切削のための加工データとしては使えません。
なぜ加工に使えない「サーフェイス」が生き残ってるかというと
「曲面」のモデルを作るのが得意だからです。
そして、面で作ったモデルも縫い合わせれば、「ソリッド」に変換することが出来ます。
■「パッチモード」でサーフェイスモデルを作ろう
今回から何回かは、Fusion360で「サーフェイス」を作る
「パッチ」モードの練習をして行きます。
↓
https://makerslove.com/15877.html
合わせて、パッチモードでは必須となる、「3Dスケッチ」も使って行きます。
3Dスケッチとパッチモードを合わせることで
ソリッドではすごく難しかった形状も、あっさり作ることが出来ます。
パッチモードの練習の初回は、入門編として
ダイヤモンド型の花瓶を作るワークをご紹介します。
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https://makerslove.com/15877.html
次回は、パッチモードの続編として、
プロペラを使った曲面モデルの作り方をご紹介します。
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メイカーズファクトリー 代表取締役
プロダクト&グラフィックデザイナー /WEBコンサルタント
株式会社メイカーズファクトリーCEO
広告グラフィックのデザインからWEBのマーケティング戦略立案、企業の商品開発のコンサルティングまで幅広い業務を経験。 MacBook Airじゃない方のMBAホルダー。