小ロット生産の支援サイト「WEEKEND MAKERS」が9月 スタート
プロダクトデザイン会社のオレンジデザインは、小ロットのプロダクト生産を支援するサイトを9月よりスタートします。
いろいろな3Dデータの共有サービスが始まる中、どんな特徴があるのかな~と
リリースを読んでみました。
「WEEKEND MAKERS」では、大量生産は考えていないけど、3Dプリンターよりも高品質な製品を少量生産したい人向けのサービスがメインだそうです。
確かに、同じ物を3Dプリンターで数十個作るとかなり時間がかかるし、品質も研磨が必要だったり、既存の物よりも見劣りしてしてしまいます。
「WEEKEND MAKERS」で提供されるサービスは、データ販売や購入、データの作成代行、製品の製造の3つです。
データの販売機能や、作成代行は既存のネットサービスでも見られますが、製品の製造系は珍しいですね。
ユーザーの要望に応じて、切削加工、射出成形、注型成形など、色々な方法が取れるそうです。
▼サービススタートは9月ですが、以下から先行登録ができます。
http://orangedesign.co.jp/wm
どんどん出てくる、3Dデータサービスって集客出来るのかな?
3Dプリンターが、家電量販でも売られるようになった今、次は3Dデータに焦点が当たると思います。
しかし、いまのところ出ているサービスはマーケティングに課題を抱えていると思います。
クリス・アンダーソンのMAKERSを読んでいて思いましたが、この分野で旨く言っている企業はコミュニティ指向の企業が多いと思います。
MAKERS的な製品が一般向けというよりは、非常に趣向性が強いものが多くなる傾向もあり、通常のマーケティングが難しいという事もあると思います。
黎明期のプリンターブームが終わり、本命となる3Dデータサービスが始まってきたいま、コミュティ形成に焦点が当たって来そうな予感がします。
新しいモノ作りでの成功企業は、クリスアンダーソンの「MAKERS」にいろいろ出ています。
意外にちゃんと読んでる人が少ないのですが、オススメです!