誰でもリバースエンジニアリング!MITよりメッシュをCAD変換する新方式
MITの研究チームは、STLやOBJのようなメッシュ状態の3DデータをCAD形式に変換する研究を発表しました。
3Dデータを作成するときは、CAD形式で作るため履歴などの情報から形状を治すことは簡単です。
しかし、これが3Dプリント用のSTLなどの「メッシュデータ」に変換されると、履歴などの編集用の情報は失われてしまいます。
さらに、3角メッシュのデータになるので、形状を治すリバースエンジニアリングはとても難しくなります。
現在たくさんの3Dデータが、ネット上に公開されていますが、大半のデータはSTLやOBJなどの 修正がほぼできないタイプのデータで公開されています。
3Dスキャナ用などに、STLをCAD形式に変換するソフトが存在しますが、ソフト自体が非常に高価で、さらにかなりの修復技術が必要となります。
MITの研究チームが発表した方式は、メッシュをCAD形式に変換する時に単純ないくつかの形状に分割するというものです。
CADのデータ設計とは異なる考え方のデータにはなりますが、確かにこれならCADでの修正が簡単になります。
さらに、この研究ではパラメーター化されたCSGプログラムを返してくれるそうです。
CADのカーネルとうまくマッチすれば、メッシュデータをかなり簡単に編集できるようになりそうですね。
出典:InverseCSG: Automatic Conversion Of 3D Models To CSG Trees
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