髪の毛7本分の高さ?!ダビデをマイクロ3Dプリント
スイスのマイクロ3Dプリンティングメーカー 「Cytosurge」 は、髪の毛の7本分の高さでミケランジェロののダビデを再現しました。(※髪の毛の太さは100µmぐらいです。)
プリントされた金属製のダビデは、約200 x 200 x 700 µm(L x W x H)の大きさです。
約12時間の造形時間で、小さな蟻ぐらいの大きさのダビデは銅製で再現されています。
ここ2年間で、3 Dプリンタハードウェア、特に印刷プロセスの開発が進行しているため、小さなバクテリアから小さなアリまで、金属製品を付加的に製造することが可能になったそうです。
Cytosurge AGの3Dプリンティングエンジニア、Giorgio Ercolano博士は述べています。
「これは、MichelangeloのDavidの単なるコピーおよび小型化されたモデルではありません。印刷プロセスを深く理解したことで、像の3Dコンピュータモデルを処理し、それを機械コードに変換する新しい方法が生まれました。
「このオブジェクトはオープンソースのCADファイルから切り出され、その後プリンタに直接送信されました。「David」は、Cytosurge AGの新しい積層造形法によってこれまでに生み出された最大のオブジェクトです。
最近、マイクロ3Dプリントの分野でも新しい製品が出てきていますね。
これらの技術を使えば、µmの造形物を作ることができるようになっています。